シオニズム運動家ゼエブ・ドヴの息子として生まれたメナヘム・ベギン。自らも16歳のときに、シオニズム運動に参加し、そうした組織にも所属していた。
1939年にドイツがポーランドに侵攻した際、パレスティナ入りを目指し、妻アリザとともにリトアニアに脱出。しかし、シオニストであったベギンは、ソ連の治安当局にイギリスのスパイ嫌疑をかけられ逮捕されてしまう。
そして、シベリアの強制収容所へと送られてしまうのだが、ドイツとの戦いに参加することを条件に釈放され、こうして軍に入隊。こんどは中東に送られることに…。
と、ここまででも、かなりの波乱万丈であるが、その後もやはりゴタゴタが続くのであった。 続きを読む 若い頃から波乱万丈、またシオニスト強硬派だったベギン